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ブレイン・ゲーム
Nov 03, 2018(SAW-SEKI)
やっぱり演者がイイと映画が栄える!
◎感想文
正直言って、超能力捜査官と超能力犯罪者という、ストーリーは安っぽく、ティーンエイジャーが発想したかのような内容でツッコみ所満載でした。本来なら、劇場に足を運ぶまでもなく、DVDなり配信をされるのを待つ映画だったのでしょうが、キャストの豪華さに心を動かされ劇場に鑑賞に行きました。覚悟はしていたものの、ストーリー自体は驚くほどのものではありませんでしたが、主要キャスト4人の演技が素晴らしく、劇場で観られたことを嬉しく思います。
主演の超能力者ジョンにハンニバルでお馴染みのアンソニー・ホプキンス、超能力殺人犯に『フォン・ブース』のコリン・ファレル、ジョンの元相棒ジョーに『ザ・ウォーキング・デッド』で最恐キャラを演じるジェフリー・ディーン・モーガン、ジョーの新しき相棒、この作品のヒロイン的存在のキャサリン捜査官にアビー・コーニッシュ。
特にまるで無気力に見えるコリン・ファレルの淡々とした演技は恐怖を募らせます。
また、撮影方法で超能力者が感じるであろう体験を鑑賞者が味わうことができるなど、予想外に楽しむこともできた作品でした。
殺人犯が犯罪を起こす理由苦悩と愛する娘の死に対する博士の苦悩がリンクするというオマケも心にグッときました。

